ツナトーストを焼け! 本を読め!

こんにちは、ロクです。ツナトーストを食べました。

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『愛と暴力の現代思想』、まだ途中までしか読んでないんですけど、いいです。ある種ムチャクチャな文章を最後一行だけ面白いこと言って済ませてんじゃねえかみたいなところもありますが、大切な部分もあります。

ネグリの、20世紀の国際共産主義運動は最近の短い期間の闘争に過ぎない、闘争の歴史はそれの5倍はあるという歴史観を持ち出して

学生の闘争の背後には、息子や娘に学問をやらせようとした異端の母親たちがたくさんいる。(中略)黒シャツのアナキストが暴動を起こしたりすると、あああうブラックブロックみたいな暴力はいかがなものか、なんて言われるけども、そんなことはどうでもいいんですよ。あの程度のことで暴力か非暴力かみたいな議論をしていたら、ジャコバン派の主婦が聞いたら、どやしつけられますよ。

という話をしている。そうなんですよね。闘争の歴史は長い。暴力を語るならせめて中世から語らないと、ともっとちゃんと勉強しようと思わされた話でした。反(人文)知的なものに中指を立てると、こちらの政治性如何を問わず「実地的じゃない」「学歴主義」「権威的」「金があるから本を読める」みたいなことを言われるんですけど、ハア? と。じゃあ無学、無内容な発言でなにかがどうにかなんの? って。お気持ちでやるな、理論でやれ。という気持ちを強くしました。他にも生産的、育児的なものがまさに資本主義に立ち向かうことができるという話もあって、買ってよかった〜という本でした。2006年とかの本だけどね。

今これを地元のカフェでぽちぽちやってるわけですが、多分コーヒーを入れる作業の音に背脂チャッチャに似た音がある。ラーメン食べたくなってきますね。昨日食べたけど……

明日はなに読もうかな、と思ったけど、本屋に行くのが怠いので家にある本を読もうと思います。帰ります。